自分に似てる人のことを書いてて、急に中学の時のサイン帳を思い出した。
質より量だ的な感じで、卒業前みんな狂ったようにバラまきはじめ、
もう誰のものを書いてるのかわからなくなってくるアレです。
そのサイン帳とやらに「わたしの第一印象」ってのがあって、
おとなしそう、病気っぽい、ネコ、よくコケそうなど
いろいろ書かれてあったんだけど、わたしのことを「びわ」って書いた人がいた。
「おいおい、びわって」つっこみがまったくできない私でも、
思わずつっこんでしまったよ。
びわってあの果物のびわ? わたしを見て、
いったいぜんたいどんなところに「びわ」を感じてしまったんだろうか。
色?形?イメージ?びわ好きだけどそんな予感がしたのかな。
いちごとかりんごとかならなんとなくわからなくもない(わからんけど)
「あの人、いちごっぽいね」と言われたら、よくわからなくても、
なんかかわいいってことなんかなって、ニュアンスは伝わる感じがするけど、
「あの人びわっぽいね」と言われても、
日常会話でめったにでてこないマイナー系なので、
びわってかわいいイメージなのか、はたまたさわやかなのか、暗いのか、
イメージしづらく、頭の中が混乱する。
そんなに気になるなら、書いた本人に聞けばよかったんだけど、
わざわざその子の席までいき「第一印象のとこにびわって書いてあったけど、
わたしのどんなところがびわなん?」なんて面と向かって聞けなかった。
自分がどう思われてるのかそんなに気になるのかと思われるのが恥ずかしかったし、
それに書いた本人は、書いたことすら忘れてると思う。
でもわたしは、そのびわについて2週間ほど引きずり、
授業中もびわのことばかり考え勉強が手につかなかった
(いつもいろんな理由で手につかなかったけど)
いまだにその真相は明かされていない。
しかも誰が書いてたのか忘れた。
でも私はびわが大好き。