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くちぶえブログ

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守破離

先日、ある方から「守破離」の話をしてもらいました。
有名な言葉ですが、 わび茶を大成した千利休が残した茶道の心得。

 「規矩作法 守り尽くして 破るとも 離るるとても 本を忘るな」


このことを守破離(シュハリ)と言います。

この言葉は知っていたけど、意味については深く考えてなかった。

「守」は、指導者からの教え、基礎をしっかりと守る 「破」は、今まで学んできたことに疑いの目で見てみる、教えてもらったことと違うやり方でやってみる。「離」は型から離れ、自分のオリジナルを創造する

型破りなことするとしても、やはり基本はきっちり身につけておかないということ。
改めて聞いて、がんばらなくちゃと思ったのでメモとして残しておきます。
# by pear_1021 | 2011-08-08 15:34 | メモ

”simple” ファッション編

"simple"

辞書で調べると、「単純なさま。また、飾り気やむだなところがなく、簡素なさま」simpleなんて言葉、あらゆることころで使われすぎてて、チープな言葉に聞こえるのであまり口には出したくないのだけど、身も心もそうでありたいなぁというのが本音。


でもこれって紙一重で、たとえばファッションでいうと
白いシャツにジーンズでノーメイクで…となると間違うとかなり野暮ったいスタイルに。
でもそれをさらっとかっこよく着こなす人もいる。

日本人からみて、外国人が何を着てもかっこよく見えるのは、決してスタイルのよさだけではなく、みんな堂々としているというか、そういう自信が出ているのもあるのだと思う。
さらに体型や似合う色など自分のことをよくわかってる人のコーディネートは、シンプルな服でもものすごく素敵に見える。
ジェーン・バーキンとかパティ・スミスって自然体なのに格好いい。
『冒険者たち』のジョアンナ・シムカス、『パリ・テキサス』のナスターシャ・キンスキー、『ミリオンダラーホテル』のミラ・ジョヴォヴィッチも素敵。

雑誌のインタビューで読んだけど、黒柳徹子さんは、まわりの人にその服やめたほうがいいよと指摘されるまでは、誰にどう思われようとも、自分が着たい!と思う服を自由に着るとおっしゃってた。そういう挑戦や遊びも大事。


あるデザイナーの方は、一点モノがあまり好きではなく、価値を希少性で決められたくないんだとか。
例えば大量生産の既製品でも、その人の着こなし方によって同じ服でも全然違う印象になる。
自分なりの着方を考えるのが楽しい。ある意味一点モノ。わたしだけの服。

Tシャツにジーンズでも自分らしさ、女性らしさが滲みでてるような
そんなのがいいんだけど、まだまだだな。。


”simple”  ファッション編_c0151444_1502337.jpg
”simple”  ファッション編_c0151444_1503640.jpg

# by pear_1021 | 2011-07-19 15:04 | ヒビノコト

居場所

ひさびさの更新。ご無沙汰しております。
最近はなんだか気持ちまでバタバタして、ゆっくり日記が書けませんでした。。

そんな中新町の「café+bar ilha」が4月30日で閉店してしまいました。

皆さんそれぞれの思いを日記に書かれているので、私もと思ったけどいい言葉が思いつかない。。
でも自分の言葉で記録に残しておきたいな思ったので。というかお店の最終日に行っても、最後の飲み会に行っても、これといった実感がなくただいつもと変わらない感じでした。
でも少し時間ができた時、わざわざ誰かを誘うほどでもなく、でも家に帰るのはもったいなくて少しだけお酒やコーヒーを飲んで誰かと話したいなと思った時、いつもならilhaへいってたんだなと思うと、そういう場所がなくなったのだと思うと、その時初めて閉店したんだと実感し、悲しい気持ちになります。

Ilhaへ初めて足を踏み入れたのは、4年前のお店がまだ工事中の時。テーブルもイスも揃っていなかったけど、そこには夢がいっぱい詰まっていて、わたしまでワクワクドキドキしました。

この4年でわたし自身にもさまざまなことがあり、うれしい時も、悩み多き時も、つらい時もお店に行けば、いつものように迎え入れてくれて、いつもの人達がそこにいて、いつものコーヒーの味がして、それがなんだかうれしくてそして救われました。

“ilha”というお店はなくなってしまったけど、店主二人の思いは存在し続けているし、お店で出会った方々とのつながりも続いていくはず。

でも自分のことに置き換えれば、そういう場所がなくなっても自分でしっかり自分の場所を築いていかなきゃいかんよとどこかで言われてるような感じもします。わたしにとってそういう時期なのかもしれません。
# by pear_1021 | 2011-05-26 18:02 | ヒビノコト

受け継がれていくもの

仕事でお世話になっている会社の近くにある写真屋さん。
年始の話になるけど、年始早々撮影のお願いをしていた。でも年が明けて出勤してすぐ、カメラマンの方から
電話があり、撮影を延期してほしいとのこと。商品の発売の関係もあって延期されるとマズイんだけどなーと
思ってたけど、どうやら3代目社長さんがお亡くなりになられたとのこと。多臓器不全で62歳という若さで。

わたしは、その社長さんとお会いしたことはないけど、社長さんの書くブログをたまに拝見してた。
フィルムカメラのこと、日常で感じたこと、病気のことなど、会ったことはなくてもその文章に人柄が滲み出てて、仕事の合間にたまに読んでほっこりした気持ちになったり、カメラのことなんぞわからんくせにフィルムカメラのこととか考えたりしてた。

訃報を聞いたとき、会ったこともないのに心の中が少しスースーした。もうブログが更新されることはないのか…

その社長さんの息子さんは、いつも画像が入ったCD-Rを会社まで持ってきてくださる。朗らかでものすごくいい人。部内で洋七さん(少しだけ似てる、でももっと若い)というあだ名もついている。洋七さんは、配達にきたら、いつもおしゃべりをしてくれて楽しませてくれる。

この前撮影にいったら、洋七さんは、「社長」と呼ばれてた。
4代目社長誕生。
ラフなシャツにジーンズからパリっとしたスーツに変わってた。

それでも、相変わらずな洋七さんだった。
でも配達は別の方が来るようになった。

そうやってまた次世代へ受け継がれていき、お店の歴史が刻まれていくんだなぁ。
この不況の中、次々とお店が入れ替わっていく中で、ずっと続けていくということは本当に貴重で、
常にあるということで街の人々は安心し、街の顔にもなっていく。

「アジアンジャパニーズ」という本の中で、フランスなどヨーロッパの10年前の街の写真をみても、そんなに変化はなく同じ建物が残っていたりするが、日本だと変わりすぎていてどこかわからない、そんなことを書いてたような気がする。変わらない街ってのも素敵だと思うんだけどなぁ。
# by pear_1021 | 2011-02-11 02:27 | ヒビノコト

バターと味噌

母から、徳島の味噌があるから取りにおいでと連絡。
母の田舎は徳島で、祖父母はもう亡くなっているのだけど、おばさん(母の姉)が
徳島に住んでて、美味しい味噌があるからとたくさん送ってくれたみたい。

さっそく取りにいくと、牡蠣やらチョコレートやらも袋に入ってた(笑)
家にいくと、手ぶらで帰ることはあまりなく、だいたい食料やらなにやらをもたせてくれる。
ありがたいです。ほんとに。

で帰りに玉造を通ったので、パン屋LEOに寄ってみた。
夕方だったので、パンはほとんど売り切れ。
なのでプチケーキとオートミールクッキー、そしてずっと買いたいなと思ってたLEOのバターを購入。レジでおばさんが、バターの説明を丁寧にしてくれた。

「使う分以外は、何枚かに切り分けて、ラップにつつんで冷凍庫で保存してくださいね。でないとカビが生えてきてしまうんです」
「マーガリンは体に油がたまって体によくないのであまり売ってほしくないんですよね」
とのこと。
あとおばさんの今の時期のおすすめ料理は、アスパラのバターソテーだそう。
今度やってみよう。

帰って早速切り分けて、少し味見をしてみたら、「お、おいしい!濃厚!」
分けてもらった牡蠣の半分をバターソテーしたらおいしかった。あとの半分はカキフライ。

土曜は、春頃まで毎週朝から夕方までびっしり学校なので
気づけば夜なんだけど、今週はおやすみだったのでゆっくりできた。
ゆっくりしずぎて昼まで寝てしまったけど。

学校の課題のテーマが決まった。なのでいろいろ考えなければ。
明日はアフリカ帰りの友達のライブに。友達連れていく予定。楽しみだー。

バターと味噌_c0151444_1174137.jpg

# by pear_1021 | 2011-02-06 01:20